Nirvana特集その1
どうもクズエモンです。初めてレビューするバンドとして私の音楽人生の半分以上を変えた伝説のバンドNirvanaのアルバム紹介を行いたいと思います!
今回紹介するアルバムは1991年9月24日にリリースされた”Nevermind”です。今更かもしれませんが、このアルバムはNirvanaがGeffen Recordsに移籍して初めてリリースしたもので、当時90年代の音楽構造を変えたバケモノ級の作品です。
以下がアルバムの情報となります。
Released:1991/9/24
Genre:グランジ、オルタナティヴ・ロック
Length:42:20
Track List
2.In Bloom
3.Come As You Are
4.Breed
5.Lithium
6.Polly
7.Territorial Pissings
8.Drain You
9.Lounge Act
10.Stay Away
11.On A Plain
12.Something In The Way
前置きは長くなりましたが、アルバムのレビューをしたいと思います!
このアルバムはなんと言ってもメジャー市場を意識しただけあって、前作の”Bleach”よりもアングラ色が薄くなっております。
アルバムの特徴として静と動がはっきり使い分けられており、歌詞も非常に内省的なものが多いことが挙げられると考えられます。そのことから混沌とした90年代の若者たちに響いたかもしれません。
また当時グランジが勃興する以前に勢力を増していたメタルバンドの演奏技術と比較すると非常にシンプルであり、結果的に多くの若者が コピーしやすかったことも言われております。
代表曲である”Smells Like Teen Spirit “は現在でも非常に人気が高く、YouTubeでもなんと8億以上再生されています。その人気とは裏腹にVoであるKurt Cobainは曲の爆発的なヒットによって、本来自分のやりたかった音楽とは違うのではないかと感じ、次第に思い悩みます。
Kurt Cobainはこの曲を忌み嫌いライブではあまり演奏していませんでした。
結果的に彼は27歳で自殺し、世界の多くの若者に衝撃を与えました。
私は個人的に”Smells Like Teen Spirit”よりも”Come As You Are”の方が自分らしく、ありのままの自分で生きていけというKurt Cobainのメッセージ性が強くて一番しっくりきます。
このアルバムは何度も言いますが、90年代の音楽シーンを変え、現在でも非常に影響力のあるものです。Nirvana を今までご存知でなかった方もこのアルバムを聴くことでまた一歩音楽の新たな世界、ジャンルを開拓することができるので、是非とも聴いてください!